2005年 12月 01日
学会狂想曲 |
久々に最寄のクリーニング屋に行ったら
店員の態度が良くなっていってビックリしたままかりです、こんにちは。
もうちょっとだけ、その店を信じてやろうと思いました。
というわけで、今回の学会をまとめてみたいと思います。
一日目
朝、地元の駅にて女子高生が財布を落とす。
その際カード類が散乱。
自分のほうまで飛んできたので、拾ってあげる。
これが学会前の慌しい時でなければ
フラグイベントになったのに…
(後日、友人から「それは“再開イベント”があるという二段フラグだ!」との忠告)
午後三時、新潟着。
新潟駅周辺が地元の前橋駅みたい。
JRの駅から市街地は離れた造り。
ローソンが異様に多いのも特徴。
その日は五木寛之のエッセイを読み就寝。
二日目
学会開催。
興味深い発表は多いが
なぜかあがっている発表者も多い。
学生はともかく、先生陣、研究所員もあがりまくり。
自分の学会要旨の発表者名に
「咳払い多い」、「あがりすぎ」、「“えー”が多い」などの発表批評が入る。
「この人、要旨の意味解らないけど発表する日本語はうまいなぁ」と
感心していたら、日本人でビックリ。(灯台生←わざと)
漠然とガッカリする。
午前中のセッションで「新規物質を発見しました!」って
自信満々に発表していた大学が登場。(発表者は学生)
質疑応答のとき、老紳士が手を上げる。
そして一言。
「それ我々が論文出してますよ」
会場の空気が変わる。
「ここはひどい学会発表ですね」
誰かが呟いた気がする。
老紳士(産総研の人)の発表はその物質の物性を発表するとのこと。
しかもその発表は、二日目の自分の発表の直前。
進路を北北西にとることにする。
ヒッチコック万歳。
そんなこんなで、一日目終了。
現教授、助教授、前教授、現研究室の卒業生で、もしかしたら前大学の助教授になるかもしれない人と食事に行く。
この面子は一種のミラクルだと思う。
ホテルに帰り、少々練習して就寝。
夜、「酸素の周りを水素が回るモデルが襲ってくる」という
現研究に直結した悪夢にうなされる。飛び起きた直後に、部屋をノックされる。いぶかしんでたら、隣の部屋から奇声が聞こえる。
何を信じればいいか解らなくなる。
とりあえず、電気をつけて就寝。
三日目
発表当日。
ここを見てくださっている方々のお知恵が届いてくる。
オラに元気をありがとう!
自分の前の発表は「例の新規物質」。
しかし、発表者が下手&バズーカあがってる。
よって質疑応答が荒れ模様。
これが運命だと悟る。
そして発表。
なんだかんだ言って、こういう場所は好き。
あっという間に15分が過ぎ、質疑応答へ。
自分の分野の「オールスター」から質問を受ける。
自分に有益な意見交換だったので、さらに舞い上がる。
残りの講演はあまり興味を引くものが無く
また、結晶構造があまりにおざなりなのでガッカリする。
でも、物性の人から見たら
自分の物性の議論はそう受け取られているんだろうなとも感じる。
もっと勉強を
やるっきゃ騎士(みやすのんき)
最終日
朝のセッションのみ聞いて、帰宅。
つか、Maxときの一階は乗ってはいけない。
景色が何も見えない。
コンクリートだけを見ていても、風情は感じられず。
総括として、やはり学会はいいですね。
自分の勉強にもなるし、周りとの意見交換も出来るし。
惜しむらくは、学生同士と話が出来なかったことでしょうか。
うちの研究室から学生は自分ひとりでしたので
観光も出来なかったし。
あとは、一週間後の春八で今年の旅は終了です。
今年もいろいろなところに行けたなぁ。
来年はもうちょっと学会に行く数が増えるよう
実験に精を出したいと思います。
それではまた。
店員の態度が良くなっていってビックリしたままかりです、こんにちは。
もうちょっとだけ、その店を信じてやろうと思いました。
というわけで、今回の学会をまとめてみたいと思います。
一日目
朝、地元の駅にて女子高生が財布を落とす。
その際カード類が散乱。
自分のほうまで飛んできたので、拾ってあげる。
これが学会前の慌しい時でなければ
フラグイベントになったのに…
(後日、友人から「それは“再開イベント”があるという二段フラグだ!」との忠告)
午後三時、新潟着。
新潟駅周辺が地元の前橋駅みたい。
JRの駅から市街地は離れた造り。
ローソンが異様に多いのも特徴。
その日は五木寛之のエッセイを読み就寝。
二日目
学会開催。
興味深い発表は多いが
なぜかあがっている発表者も多い。
学生はともかく、先生陣、研究所員もあがりまくり。
自分の学会要旨の発表者名に
「咳払い多い」、「あがりすぎ」、「“えー”が多い」などの発表批評が入る。
「この人、要旨の意味解らないけど発表する日本語はうまいなぁ」と
感心していたら、日本人でビックリ。(灯台生←わざと)
漠然とガッカリする。
午前中のセッションで「新規物質を発見しました!」って
自信満々に発表していた大学が登場。(発表者は学生)
質疑応答のとき、老紳士が手を上げる。
そして一言。
「それ我々が論文出してますよ」
会場の空気が変わる。
「ここはひどい学会発表ですね」
誰かが呟いた気がする。
老紳士(産総研の人)の発表はその物質の物性を発表するとのこと。
しかもその発表は、二日目の自分の発表の直前。
進路を北北西にとることにする。
ヒッチコック万歳。
そんなこんなで、一日目終了。
現教授、助教授、前教授、現研究室の卒業生で、もしかしたら前大学の助教授になるかもしれない人と食事に行く。
この面子は一種のミラクルだと思う。
ホテルに帰り、少々練習して就寝。
夜、「酸素の周りを水素が回るモデルが襲ってくる」という
現研究に直結した悪夢にうなされる。飛び起きた直後に、部屋をノックされる。いぶかしんでたら、隣の部屋から奇声が聞こえる。
何を信じればいいか解らなくなる。
とりあえず、電気をつけて就寝。
三日目
発表当日。
ここを見てくださっている方々のお知恵が届いてくる。
オラに元気をありがとう!
自分の前の発表は「例の新規物質」。
しかし、発表者が下手&バズーカあがってる。
よって質疑応答が荒れ模様。
これが運命だと悟る。
そして発表。
なんだかんだ言って、こういう場所は好き。
あっという間に15分が過ぎ、質疑応答へ。
自分の分野の「オールスター」から質問を受ける。
自分に有益な意見交換だったので、さらに舞い上がる。
残りの講演はあまり興味を引くものが無く
また、結晶構造があまりにおざなりなのでガッカリする。
でも、物性の人から見たら
自分の物性の議論はそう受け取られているんだろうなとも感じる。
もっと勉強を
やるっきゃ騎士(みやすのんき)
最終日
朝のセッションのみ聞いて、帰宅。
つか、Maxときの一階は乗ってはいけない。
景色が何も見えない。
コンクリートだけを見ていても、風情は感じられず。
総括として、やはり学会はいいですね。
自分の勉強にもなるし、周りとの意見交換も出来るし。
惜しむらくは、学生同士と話が出来なかったことでしょうか。
うちの研究室から学生は自分ひとりでしたので
観光も出来なかったし。
あとは、一週間後の春八で今年の旅は終了です。
今年もいろいろなところに行けたなぁ。
来年はもうちょっと学会に行く数が増えるよう
実験に精を出したいと思います。
それではまた。
by atsushi_mamakari
| 2005-12-01 15:06
| 駄日記